現代ではインターネットの発展・普及に伴い、個人でブログやアフィリエイトサイトなどを運営する人も多くなり、数多くの「Youtuber」や「Vtuber」と呼ばれる人も出てきております。
あらゆるメディアで彼らの金銭事情や収入について語られ、楽しそうに稼ぐ彼らに憧れる人も多いのではないでしょうか。
そんな中で近年働き方改革の推進により、一つの企業に勤めるだけでなく、自宅ですきま時間に行う「副業」が注目を集めております。
本記事では、忙しい社会人でもできる副業について解説します。
副業とは何か
副業に興味を持ってはいるが、何をすれば良いのか分からない方も多いでしょう。まずは副業とは何か、簡単に整理しておきましょう。
副業とは
副業とは、メインの仕事がある労働者が、別の仕事をして稼ぐことを言います。
つまり会社勤めのサラリーマンや、専業主婦が空いた時間を見つけて、収入を得ることを副業と言います。ここで大事なのは「すきま時間」になります。すきま時間ではなく、メインの仕事を2つ行う人を「兼業」と呼ばれます。
自分の得意なことから可能
副業と聞くと、敷居が高そうに思えるでしょうが、そんなことはありません。個人で有する情報を販売することもできますし、自分で作成した手芸品を販売することも可能です。自分がやろうと思ったこと、販売しようとする物事すべてが商品になるのです。
これら全て、商品になりえます。捨てる神あれば拾う神ありです。
人気の副業とは
初心者でもやりやすい人気の副業は、ブログやアフィリエイトサイトです。
ECサイトなども可能ですが、サラリーマンや育児に追われている場合は、まとまった時間がとれず、商品の販売も発送も難しくなります。
またブログやアフィリエイトサイトで収益が発生するまでの道のりは長いですが、1年継続すれば収益が発生するブログも多いです。
また収益が発生しなくても、運営しているサイトの売買で利益を得ることもできます。
参考:ブログやアフィリエイトサイトが売買できる?サイト売買の特徴やおすすめのサービスを紹介
副業が人気の背景
副業が人気になった背景として政府の働き方改革の影響があるのは言うまでもありませんが、その根底には長引く不況により、実質賃金が下がり続けていることにあります。
特に終身雇用制度が崩れ、1つの職場で定年まで安心して働ける世の中ではない以上、何らかの「稼ぐ手段」を確保しておきたいというのが本音かもしれません。
個人のスキルを手軽に販売できる
個人で身につけたスキルを販売して収益を得ることも珍しくありません。ライティングスキルや動画編集のスキルは多くの人が必要としています。
自らのスキルの売買は売る側にも買う側にもメリットが生じるため、多くの人が仕事案件のサイトに登録するのです。
個人で手軽に取引できるようになったことも大きいでしょう。特に、単発の仕事を募集可能サービスや仲介業者が増えたことも、その背景にあります。
これらのサービスや業者を利用することでアルバイトよりも短時間かつ自宅で契約、仕事を行えるので、面接に行くアルバイトよりもスピーディに仕事が可能です。
アルバイトや面接の経験は、ほとんどの人がお持ちかと思います。仕事募集サイトから応募する場合は、対面で顔を合わせる必要もないので、自らの顔出しをしたくない人、初対面の人とコミュニケーションが苦手な人でも安心して仕事ができます。
副業の価格相場
実際に副業をするにあたって、どの程度の金額で買い取ってもらえるのか、契約されるのかが気になるところでしょう。モノの価値や価格は、さまざまな要素を勘案して決定されます。
物の販売で大事になるのは、同一ジャンルの他の出品者がどのような価格で販売しているかが中心になります。フリマアプリやフリマサイトでは、似たような商品から自分の出品を選んでいただくことになります。自分が販売しようとしている物について、事前にヤフオクやメルカリ等のサイトで、おおよその相場を調べておくことが必要となります。
自分のスキルを販売する場合は案件ごとの募集、契約となると思われます。動画1本○000円等の価格で売り主と買い主で契約する形ですね。
こちらも案件ごとに様々な契約がございますので、自分が提供したいスキルと似た案件を一度確認しておくことをオススメいたします。
どちらも時給制では無いので、安い契約に見えても実時間が短ければ高収入が期待できますよ♪
参考:サイト売却の相場とは?サイト売買の実例と高額で売れるサイトの5つの特徴
スキルが無い人は簡単な案件から
自分のスキルを販売する形式では、高単価の案件では経験者を募集することがほとんどです。また納品した案件数で受注できるかが決まり、始めたばかりの過去の実績の無い人には難しいことも多いです。
しかし始めたての人、あまりスキルが無い人でも受注可能な案件があります。例としては動画に字幕入れる案件、台本を作成する等になります。これら動画編集で必要なスキルのうちの一部になります。これら複雑なスキルを求められない仕事は、経験者にとっては単純作業となり、募集単価も安く設定されているため初心者におすすめの案件となります。
まずは簡単な案件をこなして実績を積んで行きましょう。
また申し込む際に相場がどの程度になっているか、事前に確認しておくことも重要です。
案件次第では、特典プレゼントと称して相場よりも過度に低く設定されていうこともあります。
そのような案件は初心者の立場を利用して、不当に安価に労働力を得ている可能性が高いです。
悪質な業者の可能性もあるため、例え初心者であってもそのような案件は利用しないようにしましょう。
副業のメリット
副業は、行う人に大きなメリットをもたらします。副業を行う人が得られるメリットをみていきましょう。
お金が手に入る
フリマアプリや通販サイトで販売することまとまったお金を手に入れることができます。個人でオリジナル商品を開発できれば月数百万円以上稼ぐことも可能です。
特に海外ブランドで誰も仕入れていない物や、確実に需要はあるがハードルが高い物は安定した収入源となります。
副業ではないですが、例を挙げると自動車輸入販売があります。
車に興味が無い人には、どうして輸入してまで買うのかわかりませんが、それでも近所に外車が並んだ個人経営店の一つや二つ思い浮かぶかと思います。自動車の輸入の方法なんて聞いたこともやったこともないですよね?
国内で販売されていない車を購入するのに輸入販売が必要ですが、個人ではハードルが高い。その需要に応えるため、自動車輸入販売業が成立しているのです。
副業も同様に、確実に需要はあるがハードルが高い物は安定した収入を生み出します。
オリジナルブランドや商品を開発できなくても、誰も扱っていない商品の販売は手堅い収益となります。
月一万円の収入があればプチ贅沢もできますよね?
まずは僅かでも収益を上げることが副業の第一歩です。
ゆとりのある生活が、副業への意識を強く向かわせることでしょう。
需要の高い物品が把握できる
副業を通じて、需要の高い物品を把握することができるようになります。個人でフリマアプリを登録する人は、いらない物を販売したり、欲しい物を購入するために始めた人が多いのではないでしょうか。
しかし不要になったものを販売ではなく、最近では最初から物を販売する目的でブログやフリマアプリを始めるケースも珍しくありません。
そのような人たちは趣味や嗜好とは関係なく、需要の高いジャンルや内容の物をフリマアプリで販売している傾向があります、高い価格で売れるからです。
フリマアプリを利用することで市場価値の物の特徴が理解できれば、それを元にECサイトの立ち上げも行えるでしょう。
新しい事業などに着手しやすくなる
個人運営のブログや副業で行っていた事業などを売ることにより、まとまったお金が入ります。これらを利用し、新たな事業に着手することも可能でしょう。新規でブログやアフィリエイトサイトを運営、株への投資等様々です。
そのほか、起業したり飲食店をオープンしたりなど、手に入れたお金・知識・情報を上手に活用できれば、どのような事業にも着手しやすくなるのではないでしょうか。
また事業売却では、事業を手放すと同時に、それまで事業にかけていた手間やコストも同時に手放すことになります。時間も新たに確保できると考えられるため、兼業されている方や、次の事業のアイディアがある方は、より次の事業を手掛けやすくなるはずです。
副業のデメリット
副業を行うことで考えられるデメリットは何でしょうか。想定されるものをいくつかピックアップします。デメリットも考慮しながら副業を検討しましょう。
時間が無くなる
副業を始めるかたは、自分の収入や将来への不安から始めるのではないでしょうか。
副業を始めると本業に追加して副業の時間が発生します。
長期でみれば、総合収支は増えるかもしれませんが、プライベートで利用可能な時間は確実に減少いたします。
また始めたばかりの頃は収入も発生せず、いたずらに時間を失うだけのように感じられるかもしれません。
立ち上げから収益化まで長期的な時間が必要となることから、精神論になってしまいますが、気合と根性も必要になってしまいます。
ストレスと手間がかかる
副業によっては自ら製品を作成したり、梱包発送が必要な場合があります。
これらによって時間が奪われることは副業のデメリットとして上に挙げた通りです。
しかし時間だけではなく、副業に付随したストレスも増えます。
一つ目が確定申告です。会社員として働いている場合、確定申告をしたことない人も多いのではないでしょうか。
確定申告は納税のために、自分が一年間どれだけの収入があったか、国の報告する制度です。
会社員の場合確定申告をしなくても、勤めている企業が納税まで行い、差し引いた額を支給してくれるので行わなくても大丈夫です。
しかし副業を始めた場合は、別で事業収入が発生するため確定申告が必要となります。
二つ目がトラブル対応です。フリマアプリ等で物を売る場合、こちらに瑕疵がなくとも文句を言うクレーマーと呼ばれる人物が存在します。
クレーマーへの対応は無視することも、ないがしろにすることもできません。
したがって抱えなくても良いストレスを抱えることになります。
まとめ
いかがだってでしょうか。
副業には良いことばかりでなく、悪いこともあります。
自分自身の時間とお金と相談して、有意義な人生を過ごしたいですね。
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