WordPressでまず最初に入れておきたいおすすめのプラグイン|デザイン・機能・テーマなど使い方別にご紹介

WordPress

ブログやコーポレートサイト、アフィリエイトサイトなどで利用されるWordpressですが、その魅力としてプラグインによってWordPressの機能を簡単かつ自分好みにカスタマイズすることができる、という点があります。

自分の技術や知識では実現することが難しい機能や設定も、プラグインを入れることで簡単にWordPressに導入することができ、初心者でも自由にサイトをカスタマイズすることが可能です。

ただ、WordPressのプラグインは世界中で開発・公開されていますので、その数は膨大です。

そこで今回は、初心者の方向けにこれだけは入れておきたいプラグインを始め、すでにWordPressを利用している人にもおすすめのプラグインをご紹介していきたいと思います。

WordPressの「プラグイン」とは?

そもそも「プラグイン」とは何なのか、簡単に説明しておきましょう。

プラグインとは、WordPress本体には備わっていない機能を追加するためのプログラムです。

WordPressをインストールすると、最初は必要最低限の機能しか備わっていません。
その理由として、WordPress自体が自由にカスタマイズすることを目的に作られているからです。
参考:WordPressについて(https://ja.wordpress.org/about/

イメージとしてはスマートフォンに近いでしょう。

スマートフォンも、最初はシンプルな機能しか搭載されていませんが、アプリを入れることでさまざまなことが出来るようになります。

WordPressも同じく、プラグインを入れることでより複雑な事が可能になっていきます。

プラグインの種類

プラグインは大きくわけて2つの種類に分けられます。

  • WordPressの機能を補強するもの(マイナス部分を補うもの):セキュリティ強化、SEO対策、バックアップ機能追加など
  • WordPressの機能をさらに向上させるもの(プラス部分を強化するもの):ページごとのサイドバー差し替え機能、スライドショー機能追加など

特に、WordPressをインストールしたばかりの時は、WordPressを補強するプラグインから導入することをおすすめします。
機能を向上させるタイプのものは、WordPressを利用していく中で、ご自身の好みのものを選んでいくと良いでしょう。

プラグインの導入方法

WordPressにプラグインを導入する方法としては次のような手順になります。

  • WordPressにプラグインをインストールする
  • プラグインを有効化する

それでは実際に、プラグインをWordPressに導入する手順を説明していきたいと思います。

今回は、後ほど紹介する「Classic Editor」というプラグインを例に解説していきます。

まず、WordPress管理画面の「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。

すると、プラグインの追加画面になり、よく利用されているプラグインが一覧で表示されます。

今回はインストール予定のClassic Editorが表示されていますが、基本的には右上の「プラグインの検索」部分に利用したいプラグインの名称を入力して表示させる必要があります。

また、似通った名称のプラグインがある場合もありますので、念のためにもこちらのウインドウにプラグイン名を入れて絞っておいた方が、誤ってインストールしてしまう心配もありません。

それでは、「プラグインの検索」と書かれたウインドウに「Classic Editor」と入力してください。

検索ウインドウに名称を入力すると、自動的に絞り込みが行なわれます。
その後表示されたプラグイン一覧から、名称が一致するものを確認できたら、「今すぐインストール」をクリックします。

「今すぐインストール」をクリックすると、多少時間が経った後にボタンが「有効化」というものに変わります。
こちらをクリックすると、プラグインが機能するようになります。

このClassic Editorは、WordPress5.0以降に変更された「ブロッグエディタ」と呼ばれる記事作成画面を、以前のエディタに戻すプラグインになります。

では、実際に反映されているかどうかを確認してみましょう。

Classic Editor導入前の画面では下記のような編集画面となっていました。
こちらは現在主流となっている「ブロックエディタ」による編集画面のもので、右側のメニューで各ブロックや投稿の設定ができるようになっています。

そして、Classic Editorを導入した後の編集画面だと、このように変わっています。

ブロックエディタが導入される前のビジュアル編集もしくはテキスト編集を利用できるようになりました。

また、右側のメニューは公開設定やフォーマット選択などに切り替わっています。

インストールの手順は以上となります。

インストール後のプラグインの設定や使い方はプラグインごとに異なりますので、ヘルプやインターネット上で紹介されている解説を参考にご利用ください。

なお、プラグインのインストールが完了すると、左メニューの「インストール済みプラグイン」ページに追加されます。

プラグインの有効化・無効化はこちらのページでも変更できます。

また、プラグインの中には設定を変更することができるものもあるため、その場合はこちらのページ内で表示されているプラグイン名の下部にある「設定」から変更可能です。。

プラグインを削除する場合も、このページから行います。

削除する際は、プラグインを「無効化」すると「削除」リンクが出現します。

プラグインを利用する際の注意点

WordPressにとってプラグインが重要であることを説明してきましたが、どのプラグインでも自由に利用しても大丈夫かというと、そうではありません。

冒頭にもお伝えしたとおり、プラグインは無数にあります。

WordPressの管理画面からインストールできるプラグインはWordPressの公式によるチェックが通ったものではありますが、それでも全て安全かというとそうではなく、不具合があったり問題を含むものも存在します。

間違った利用方法や選び方をすると、WordPressに影響を及ぼし、最悪の場合サイトが閲覧できなくなったり、データが消えてしまう可能性もあります。

これから紹介する注意点に気をつけ、プラグインを利用するようにしましょう。

そういったものをインストールしてしまわないためにも、いくつかを注意点をご紹介したいと思います。

インストール数が多いかどうか

インストール数が多いプラグインというのはそれだけ利用者が多く、問題なく利用できるプラグインであることが予想されます。

該当のプラグインがどれぐらいインストールされているかは、プラグインのインストール画面でチェックすることが可能です。

上記画像には「有効インストール数:5百万以上」と記載があります。

これは、5百万人以上の人がこのプラグインをインストールして有効化しているということになります。

インストール数がいくつ以上であれば安全という明確な基準はありません。

しかし、例えばインストール数が10しかないようなプラグインの場合、不具合があったり、WordPressのバージョンアップに対応していなかったりなどの原因が考えられます。

利用者が少ないことには必ず理由がありますので、怪しいと感じられるプラグインは利用しない方が良いでしょう。

使用しているWordPressのバージョンと互換性があるか

WordPressは頻繁にバージョンアップが行われますので、プラグインもそのバージョンアップに対応していく必要があります。

プラグインのインストール画面に、利用中のWordPressのバージョンと互換性があるかどうかが表示されますので、こちらもチェックするようにしましょう。

左の「Classic Editor」は「使用中のWPバージョンと互換性あり」となっていますが、右の「WP Disable Block Editor」は「使用中のWordPressバージョンで未検証」となっています。

WordPressと互換性が無いと、プラグインが正常に動かなかったり、サイトの閲覧にも影響を及ぼす可能性があります。

互換性が無くても問題ない場合もありますが、自分で判断できない場合は、互換性があるものを選ぶようにしましょう。

バージョンアップの頻度

プラグインのインストール画面には「詳細情報」というリンクがあり、そこをクリックするとプラグインの情報を細かく確認することができます。

その中の「更新履歴」を確認してみると、プラグインのバージョンアップ情報を確認することができます。

プラグインは必ずしもバージョンアップが必要なものばかりではありませんが、WordPress本体がバージョンアップすることでプラグインが機能しなくなってしまう可能性もあるので、それに伴ってプラグインも更新が必要になることが多いです。

例えば、下記のように更新履歴が全くなく、最終更新も数年前だったりする場合、このプラグインは長らく放置されている可能性が非常に高いので、インストールは控えるようにしましょう。

テーマに同じ機能が搭載されていないかチェック

WordPressは、プラグインとは別に、サイトデザインをカスタマイズできる「テーマ」を選ぶこともできます。

このテーマにも独自の機能がたくさん搭載されており、WordPressの自由度を高めているのですが、中にはプラグインと同じ機能が搭載されているテーマも存在します。

例えば先ほどご紹介したプラグイン「Classic Editor」ですが、テーマによってはプラグインを入れなくても旧エディタ画面が選択できるものがあります。

その場合、プラグインを入れる必要はありません。

むしろ、プラグインを入れる事で機能が競合し、不具合が起きてしまう可能性があります。

利用中のテーマにどういった機能があるのかチェックしてプラグインを選ぶようにしましょう。

余計なプラグインは導入しない

使うか使わないかわからないプラグインはインストールしないようにしましょう。

プラグインは便利な機能ですが、WordPressへの影響も大きく、不要なプラグインがあることで不具合を起こす可能性もあります。

また、プラグインを大量に有効化していると常にそれらが動作している状態ですので、サイト自体が重くなってしまう原因にもなります。

導入するプラグインは必要な分だけにしておき、不要なものはインストールしないもしくは削除するようにしましょう。

更新(アップデート)は必ずチェックする

プラグインのアップデートは、WordPress管理画面を開くとすぐに確認できます。

「プラグイン」の右側にある赤丸内の数字が更新可能数を表しています。

プラグインは、更新を放置しておくとセキュリティが弱くなったり、新機能を利用できなかったりするので、なるべく更新はするようにしましょう。

ただし、WordPressのバージョンと互換性がない場合には、逆に更新することで不具合が起きたりサイトが閲覧できない状態になる可能性もあるので注意が必要です。

更新画面に、利用中のWordPressと互換性があるかどうかが表示されますので、ここを必ずチェックしてから更新するようにしましょう。

WordPressに最初に入れるべきプラグイン

それではここから、WordPressを使うなら最初に入れておいた方がいいプラグインをご紹介していきたいと思います。

特に初心者の方は、まずこの6つのプラグインをインストールしておくことをおすすめします。

All in One SEO Pack


All in one SEO Packは、WordPress内にSEO関連の機能・設定を追加できるプラグインになります。

titleタグやmeta descriptionの設定、GoogleアナリティクスやSerch Consoleとの連携、XMLサイトマップの作成など、サイト運営に必要な項目を一通り編集できるようになります。をしています。

なお、SEOを意識した有料テーマには、All in one SEOと同じ機能が一部実装されているものもあります。

競合する機能があると不具合が起こる可能性や、予期しない表示の書き換えが起きる場合もあるので、テーマのドキュメントやFAQなどで事前にチェックしておくようにしましょう。

BackWPup


WordPressのデータをバックアップする方法としてはFTP接続でサーバーから直接必要なデータをダウンロードしたり、データベースをコピーしたりする方法はありますが、初心者にとっては難しい作業になります。

このBackWPupは、WordPressの管理画面から簡単にバックアップが取れるプラグインです。
手動と自動に対応しており、スケジュールを設定しておけば定期的にバックアップを取ってくれます。
通常は定期的にバックアップを取る設定にしておき、テーマを変更したり、新たなプラグインを導入したりする時などは手動でバックアップするというように使い分けると良いです。

バックアップの内容も、データベース、ファイル、プラグイン一覧など任意で設定できます。
また、バックアップ先をDropboxなどのクラウドサービスにすることも可能です。

EWWW Image Optimizer


WordPressに写真や画像を大量にアップロードしていると、サーバーの容量が圧迫されてしまい、サイト表示が遅くなったり画像をアップロードできなくなったりする問題が起こる可能性があります。

EWWW Image Optimizerは、WordPressにアップロードする画像を自動で圧縮・最適化してくれるプラグインです。

どのくらいデータを圧縮するかや画像サイズも自由に設定することができ、なおかつ画像をアップロードした時に自動で実行してくれるので都度操作をする必要はありません。

Contact Form 7


アフィリエイトサイトや企業サイトを運用する場合、問い合わせフォームは必須です。

個人ブログでも、訪問者と連絡を取れるよう問い合わせフォームを置いておいた方が良いでしょう。

ただし、ゼロからフォームを作るとなると、HTMLやプラグラムの知識などが必要でかなり大変な作業になります。

その問い合わせフォームを簡単に作成できるのがこのContact Form 7です。

HTMLやプログラムなどの知識は一切不要で、基本的な設定から自動メール返信機能なども簡単に設定できます。

SiteGuard WP Plugin


WordPressのログイン用URLは基本的に同じであることも多く、サイトURLから簡単に推測できてしまいます。

そのため、ログイン用URLを悪質なbotが回遊し、ユーザー名やパスワードを解析しようとするといった攻撃が行なわれることもあります。

SiteGuard WP Pluginは、ログイン時のセキュリティを強化するためのプラグインです。

導入すると、ログイン時に追加でランダム生成される文字を入力させる欄を追加したり、連続でログインに失敗すると一定時間ログイン操作をできないようにしたりという機能が加えることができます。

パスワードを複雑なものにしたり、ブラウザにユーザー名・パスワードを記録させないといった基本的な管理も必要ですが、どのようにしてログイン情報が漏洩してしまうのかもわかりません。

このようなセキュリティ系プラグインを導入して、少しでもセキュリティ対策を行うようにしておきましょう。

ライティングにおすすめのプラグイン

WordPressで記事を書く時、初期設定のまま執筆している方も多いのではないでしょうか。

初期の状態でも十分な機能は備わっていますし、ある程度クオリティの高い記事を作る事は可能ではありますが、更に便利にしてくれるプラグインもたくさんありますので、いくつか紹介したいと思います。

Classic Editor


2018年、WordPressに大幅なアップデートがあり、投稿エディタに大きな変更がありました。

ブロックエディタ(Gutenberg)と呼ばれる、ブロック単位で編集を行うエディタに変更になったのですが、旧エディタを長く利用していた人からするととても使いづらいと感じることもあるでしょう。

このClassic Editorは旧エディタに戻すことができるもので、WordPress公式のプラグインになります。

Microsoft officeのWordや、日本のブログサービスを使った事がある人は、旧エディタの方が直感的に使いやすいと思いますので、このプラグインを入れておきましょう。

なお、最近ではブロックエディタも使いやすくなってきているようです。

ブロックエディタに戻したい場合は、Classic Editorを無効化にすればすぐ元に戻せますので、どちらも試してみて、使いやすい方を選ぶのが良いかもしれません。

Classic Widget


こちらは先ほど紹介した「Classic Editor」のウィジェット対応版になります。

WordPressのバージョン5.8からウィジェットの編集にもブロックエディタが適用されるようになりました。

投稿の場合は旧エディタとブロックエディタには使いやすさの違い程度しかありませんでしたが、サイドバーに関係するウィジェットの場合、ブロックエディタでは使用できない機能が出てくるなどの支障が出ることがあります。

例えば、プラグインで新たに追加した項目やこれまでは利用でが使えなくなったり、サイドバーをページごとに出しわけるプラグインを利用していると、その内容が編集できなくなったりということが起こります。

これはテーマやプラグインがバージョンに対応できていないことが原因になっていますが、Classic Widgetを導入して旧ウィジェットエディタに戻すことで、また利用できるようになります。

機能に関する影響が多くあるので、こちらは導入しておくことをおすすめします。

Shortcodes Ultimate


Shorcodes Ultimateは、記事を簡単に装飾できるショートコードを50種類以上追加できるプラグインになります。

ショートコードとは、複雑なプログラムを短い文字列で呼び出せるコードの事です。

例えば、記事内にアコーディオンメニューを入れたりラベルを設置したりするには、少し長めのコードを記入する必要があり、HTMLやCSS、プログラムの知識が必要になったりします。

しかし、このプラグインを入れておけば、下記のような一覧から利用したい機能を選択して設定するだけで、簡単に記事を装飾することが可能です。

細かい設定画面もとてもわかりやすく、初心者でも簡単に使いこなせますのでとてもおすすめなプラグインです。

TaxoPress(旧Simple Tags)


WordPressにはもともと記事をグループ化できるタグという機能が備わっているのですが、設定するには都度文字でタグ名を入力しなければならず、別途リストなどで管理する必要があります。

しかし、このTaxoPressのプラグインを入れると、一覧からタグを選択できるようになり、視覚的な操作が可能になります。

また、タグに基づいた関連記事を表示できたり、タグクラウドを作成・設置できたりという機能もあるため、タグを使用するのであれば入れておきたいプラグインになります。

Search Regex


Serch Regexは、投稿した記事内の指定した文字を一括で置換できるとても便利なプラグインです。

例えば、サイト内で記載していたURLが全て「http」になっており、これを「https」に変更したい場合、通常であれば一つ一つ記事を開いて修正しなければならず、膨大な時間がかかってしまいます。

他にも、画像URLやショートコードの変更など、複数ページに同じ記述をしている場合、それらを一つ一つ修正していくのは大変な作業です。

しかし、このプラグインを入れておけば、サイト内の全ページを一括で置換することが可能です。

上記のように検索対象を指定することも可能ですので、目的の箇所にチェックを入れて実行するようにしましょう。

デザインやレイアウトにオススメのプラグイン

次にサイトのデザインやレイアウトを更に凝ったものにできる代表的なプラグインをご紹介したいと思います。

Visual Term Description Editor


WordPressにはもともとカテゴリーという機能があり、記事をカテゴリーごとに分類することができます。

カテゴリーごとのページが自動で作成されるのですが、初期のWordPressのままですとこのカテゴリーページはテキストだけの簡素な作りになってしまいます。

Visual Term Description Editorを入れれば、下図のようにカテゴリー編集に投稿用のエディタが追加されるので、装飾を加えたカテゴリーページを作成することが可能になります。

Smart Slider 3


Smart Slider 3は、写真や画像をスライダー(スライドショー)にできるプラグインです。

サイトのフッターやメインビジュアル等で、画像が一枚ごとに自動で横にスライドしていくのを見かけたことがあるかと思いますが、そのスライダーを簡単に設定、設置できるのがこのプラグインになります。

視覚的にわかりやすい設定画面で、初心者の方でも簡単にスライダーを設置することができます。

作成したスライダーを、ショートコードを使って投稿記事に入れたり、サイドバーやタイトルなどにも簡単に設置することが可能です。

WordPress Popular Posts


ホームページのサイドバーに「人気の記事」といったランキングがあるのを見かけたことがあると思われますが、そのようなアクセス数に基づいたランキングを作成してくれるのがWordPress Popular Postsになります。

一度設置してしまえば、新しい記事を投稿しても、アクセス数が伸びれば自動でランキングを更新してくれますし、訪問者側としても人気の記事がすぐにわかるので、サイト内の回遊率アップにも繋がります。

SEOに関わるおすすめプラグイン

SEOとは、Serch Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化のことを指します。
作成したサイトが検索結果でより多く露出されるように施策するのですが、WordPressのプラグインにもSEOに効果的なものがありますのでご紹介したいと思います。

Autoptimize


昨今Googleでは、サイトの表示スピードが評価基準の一つになってきました。

サイト表示が遅い事は、ユーザービリティ(ユーザーの満足度)を下げる要因であり、Googleからの評価も上がらない可能性があります。

このAutoptimizeは、HTMLやJavaScript、CSSなどのコードを圧縮・軽量化することでサイト表示を高速化するプラグインになります。

設定はとても簡単で、各オプションで必要な箇所にチェックを入れて実行するだけです。

ただし、ソースコード自体を最適化しますので、デザインに影響を及ぼす可能性もあります。

実行前は必ずバックアップを取り、もとに戻せるようにしておきましょう。

Broken Link Checker


Broken Link Checkerは、サイト内のリンク切れを自動でチェックしてくれるプラグインになります。

外部リンク・内部リンクに関わらず、リンクが正常に動作していないのはユーザーにとっては不便であり、SEO的にも悪影響になります。

こちらのプラグインを使用していれば、リンク切れとなったURLを一覧で表示でき、そのまま修正が可能です。

リンク切れには素早く対処する必要がありますが、目視で1ページずつ確認するのはあまり現実的ではありません。そのためにもこのプラグインは必須と言えるでしょう。

また、URLだけでなく画像もチェックしてくれるので、意図せず表示されなくなっている画像などの発見にとても便利です。

Aurora Heatmap


Aurora Heatmapは、サイトの閲覧者がどの部分を集中して読んだのか、クリックしたのかなどをヒートマップで表示してくれる機能です。

ヒートマップに関するプラグインは他にも出ているのですが、有料だったりユーザー登録が必要だったりと気軽に使えるものではありませんでしたが、Aurora Heatmapは無料で使えるプラグインとなっています。

ユーザーがどういった目線でサイトを見ているのかを分析し、サイトをより良くしていくにはどの箇所を改善すれば良いのかの目安をつけるのに便利でしょう。

プラグインを活用して、利便性アップ&SEO対策を

機能追加やデザイン編集、SEO用などプラグインには数多くの種類があります。

しかし、ただ追加していけば良いというわけでもなく、あまりに多くのプラグインを導入してしまうと、サイトの動作に支障をきたすこともあります。

また、プラグインの中にはWordPressの機能を阻害してしまうものもあるため、何も調べずにインストールするのも危険が伴います。

まず、サイトを運営していくのに必須となる基本のプラグインに加え、サイト構築を進めていく中で必要となったものを、今回紹介していったプラグインの中から都度追加していくのが良いかもしれません。

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