【旧型は手放した方が良い?】新型プリウス(2023年モデル)を解説

トヨタ自動車PRIUS販売ページより

12/1に発売され、箱根駅伝で走る姿も話題になった新型プリウス。
トヨタ系列の販売店ではどこも1台は展示車を置いているようなイメージ。
最近では手元に届いたオーナー様も幾人かいるようで、街中でも走っている姿を見かけることが多くなってきたのではないでしょうか。
今回は低燃費、エコカーの代名詞 新型プリウスについて記事についてみていきましょう。

 

旧型との違い

トヨタカローラ愛知PRIUSページより

外観

旧型のプリウスは2015年12月に発売され、毎年モデルチェンジをしていました。
最終型式となった2021年6月発売のモデルのサイズは以下の通りです。

グレード:Aプレミアム ツーリングセレクション 新車価格:364万円

ボディタイプ セダン
ドア数 5ドア
乗員定員 5名
型式 6AA-ZVW55
全長×全幅×全高 4575× 1760× 1470mm
ホイールベース 2700mm
トレッド前/後 1510/1520mm
室内長×室内幅×室内高 2110×1490×1195mm
車両重量 1460kg

続いて新型プリウス

グレード:Z 新車価格:392万円

ボディタイプ セダン
ドア数 5ドア
乗員定員 5名
型式 6AA-MXWH65
全長×全幅×全高 4600× 1780× 1430mm
ホイールベース 2750mm
トレッド前/後 1560/1570mm
室内長×室内幅×室内高 1840×1500×1130mm
車両重量 1480kg

 

乗降人数は5人のまま
全長、全幅は拡大、全高は低めでスポーティーな見た目に
ホイールベース延長で安定感増

見た目に反して全高以外のサイズは旧型よりもアップしております。
ホイールベースも50mm増加し、全体的な安定感は旧型よりも向上している事でしょう。

一方で室内長が270mmも削られ1840mmとなっていることから、車中泊や社内で休憩することの多い人には厳しい印象です。

プリウスは社有車で使われているところも多いと思いますので、社有車を使う機会の多い人は注目しておきましょう。

性能

続いて性能比較になります。

旧型プリウス

エンジン・燃料系

エンジン型式 2ZR-FXE
最高出力 98ps(72kW)/5200rpm
最大トルク 14.5kg・m(142N・m)/3600rpm
種類 水冷直列4気筒DOHC+モーター
総排気量 1797cc
内径×行程 80.5mm×88.3mm
圧縮比
過給機 なし
燃料供給装置 電子制御式燃料噴射装置(EFI)
燃料タンク容量 43リットル
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

環境仕様

10モード/10・15モード燃費 -km/リットル
JC08モード燃費 km/リットル

足回り系

ステアリング形式 パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前) ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付)
サスペンション形式(後) ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング(スタビライザー付)
ブレーキ形式(前) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後) ディスク
タイヤサイズ(前) 215/45R17
タイヤサイズ(後) 215/45R17
最小回転半径 5.4m

駆動系

駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション CVT(無段変速車)
LSD
後退
最終減速比 2.834/10.487

カタログ燃費は2WDで27.2km/L
4WDのE-Fourで25.4km/L
となっております。

エンジン・燃料系

エンジン型式 M20A-FXS
最高出力 152ps(112kW)/6000rpm
最大トルク 19.2kg・m(188N・m)/4400〜5200rpm
種類 直列4気筒+モーター
総排気量 1986cc
内径×行程 80.5mm×97.6mm
圧縮比
過給機 なし
燃料供給装置 筒内直接+ポート燃料噴射装置(D-4S)
燃料タンク容量 43リットル
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

環境仕様

10モード/10・15モード燃費 -km/リットル
JC08モード燃費 km/リットル

足回り系

ステアリング形式 パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前) マクファーソンストラット式コイルスプリング(スタビライザー付)
サスペンション形式(後) ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング(スタビライザー付)
ブレーキ形式(前) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後) ディスク
タイヤサイズ(前) 195/50R19
タイヤサイズ(後) 195/50R19
最小回転半径 5.4m

駆動系

駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション CVT(無段変速車)
LSD
後退
最終減速比 3.389/10.487

カタログ燃費は2WDで28.6km/L
4WDのE-Fourで26.7km/L
となっております。

わずかにカタログ燃費が向上

最高出力もトルクも増大
旧型とさほど燃費が変わらないにもかかわらず出力は1.5倍、トルクは1.3倍と走行性能は格段に引き上げられています。
従来ほどアクセルを踏み込まなくとも、高速道路では素早い走りをしてくれるのではないでしょうか。
足回りは引き続き前輪がマクファーソンストラット、後輪がダブルウィッシュボーンとなっております。
ダブルウィッシュボーンの快適性と走行性の両立は引き続き行われているようですが、旧型で起こっていた、高速道路でのリアのバタつきが抑えられないと、せっかくの走行性能も生かせなくなりそうです。
タイヤはサイズが17インチから19インチへと引き上げられ、幅も215から195へと細くなっています。
雪の降る地域でスタッドレスとノーマルタイヤの2セットホイールを有する人は注意しましょう。
乗換時にはタイヤの購入も含めて検討が必要です。

旧型からは買い替えるべき?

結論としては20万km走行している等の特殊な事情が無い限り買い替える必要はないと思います。

旧型プリウスのアピールポイントは「燃費が良くて、お財布にやさしい」でした。
現在、これに対応するトヨタの車はコンパクトカーのアクアになります。

一方で新型のプリウスのアピールポイントは「向上した上質感(ラグジュアリー感)と走りの性能」だと思います。
これって旧型プリウスのアピールポイントとは異なりますよね?

加えて旧型と新型のプリウスを比較しても、燃費も新車価格も大きく変化しません。
となれば、旧型の燃費に魅力を感じていた人は、無理に今すぐ乗り換えなくても良いかと思います。

・他に欲しい車が来た時
・子供が独立したとき等の生活環境が変わるとき

これらの事を踏まえて自分たちの生活と相談しながら車を検討したいですね。

それを踏まえて新型プリウスを買った方が良い人についてまとめると以下のようになります。

・スポーツカーほど車を弄らないけど走りを楽しみたい人
・ガソリン代が気になる人

上記に当てはまる方は、すぐにでもプリウスを試乗に行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしょうか。

新型と旧型プリウスの性能比較から見てきましたが、上に述べた通り新型プリウスは、「走りを楽しみたいけど、ガソリン代が気になる人」が買うための車と言えます。

既に旧型のプリウスをお持ちの方は、日々の生活習慣と今後訪れるであろう生活環境の変化に合わせて車を選んでみてはいかがでしょうか。

また新型プリウスで走りを楽しむ人が増えれば、社外品のパーツが沢山出ることも期待できます。

プリウスのチューニングパーツやエアロパーツも期待しておきたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございございました。

 

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パーティから追放された男魔法使いは、経験値も記憶も全ロスト!~防御が薄いので道中は急いで移動します、ダンジョン内も怖いので女剣士に守ってもらいます。

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